フィッシュアンドチップスは、イギリスの伝統的な料理で、魚のフライとフライドポテトを組み合わせた一品です。

そのサクサクとした食感から、多くの人々に愛されています。

私は昔イギリスのロンドンに旅行に行きましたが、街中でどでかいフィッシュアンドチップスの箱を持って食べ歩きしている人を何人か見かけました。
※日本でいう宅配ピザくらいのサイズ感

食べ歩きするにはちょっと大きいサイズだけどな・・・と思いつつ、それだけ好きなんだろうなぁと驚いたのが記憶に新しいです。

さて、この美味しい料理の歴史や特徴について簡単に紹介しましょう。

icon
 

フィッシュアンドチップス発祥の地イギリスの歴史と特徴

フィッシュアンドチップスは、19世紀にイギリスで誕生しました。当初は労働者向けの手頃な価格の食事として提供されていましたが、その美味しさから広まり、今ではイギリスを代表する料理の一つとなっています。

魚は通常白身魚(たら、カレイなど)を使用し、衣をつけて揚げます。

フライドポテトはじゃがいもを細めに切って揚げたものです。

さらに、フィッシュアンドチップスは、第二次世界大戦中に食材の節約が必要となった際、政府によって「配給食糧」として指定され支給されました。

そのため、多くの人々がフィッシュアンドチップスを食べたことでソウルフードとしての地位が確立したのだと言われています。

フィッシュアンドチップス発祥の地イギリスの味を再現するための材料と下ごしらえ

フィッシュアンドチップス

さて、私はあまり料理が得意ではないのでプロの料理人からしたら恥ずかしいのですが、作ってみたのでレシピを載せてみようと思います。

特徴的なのはビールを入れることです。

これを入れることでより衣がサクサクになりますので、ポイントです。

  • 白身魚(たらなど):2切れ
  • 塩こしょう:少々
  • じゃがいも:中1個
  • 小麦粉:50g
  • 片栗粉:大さじ1杯
  • ベーキングパウダー:小さじ1/4杯
  • 塩:小さじ1/8杯
  • ビール:80〜100cc
  • 卵:1個
  • 玉ねぎ:大さじ1杯
  • ピクルス:大さじ1杯
  • マヨネーズ:大さじ2杯
  • レモン果汁または酢:小さじ1/2杯
  • 塩こしょう:少々

下ごしらえ

じゃがいもは皮つきのままくし切りに、玉ねぎとピクルスはみじん切りにします。玉ねぎは水にさらしたあと、絞って水気をきっておきます。

衣の作り方

フィッシュアンドチップスの衣を作るための材料と分量、作り方を説明します。

1.ビール以外の衣の材料をボウルに入れ、箸で軽く混ぜ合わせます。
2.その後、ビールを加え、かき混ぜます。多少ダマが残っていてもOKです。

魚の下ごしらえ

3.魚は水で洗い、キッチンペーパーで水気を取ります。塩こしょうを振り、全体に均等になじませます。

揚げ方

4.油を180°Cに熱し、魚を衣にくぐらせて揚げます。衣がサクサクとした食感になるまで揚げましょう。揚げる際には、魚を油に入れる前に軽く振って余分な衣を落とすと良いです。2度揚げをする場合は、最初に150°Cで揚げ、一度取り出して冷まします。その後、180°Cで再度揚げてサクサク感を出します。

盛り付け

5.フライドポテトと一緒に盛り付け、タルタルソースを添えます。
タルタルソースは、卵、玉ねぎ、ピクルス、マヨネーズ、レモン果汁または酢、塩こしょうを混ぜ合わせたものです。フィッシュアンドチップスに絡めて召し上がれ!

その他買っておくと良いもの

ビネガーソース

タルタルソースでもいいですが、ビネガーソースも合います。

本場イギリスでもビネガーソースでつけて食べます。ビネガーソース私は結構好きです。おすすめです。

おわりに

フィッシュアンドチップスは、サクサクとした衣とジューシーな魚の組み合わせが絶妙です。

ぜひ自宅で作ってみて楽しんでみてください!