この前、富山に2人で旅行に行ってきました。

富山は北陸3県のうちの一つで、北陸新幹線が開通してから行きやすくなったので旅行に行かれている方も多いのではないでしょうか。

富山は、「五箇山合掌の里」という世界遺産があります。

さらに、古くから薬で有名で、江戸時代に誕生した胃腸薬「反魂丹」などの薬は富山から生まれました。

その他にも、私は今回行けませんでしたが、黒部ダムや、立山連峰など観光スポットが沢山あります。

食べ物も魅力的で、白えび、鱒寿司、ホタルイカ、氷見の寒ブリなど海の幸が豊富です。

お酒を飲まれる方は、富山の日本酒も美味しいので、海の幸を肴にして富山の日本酒を飲むと最高かと思います。

そんな富山で、私たちがどのように過ごしたのか紹介しようと思います。

今回は記事が長くなってしまったので、1日目、2日目と記事を分けてご紹介しようと思います。

移動手段

今回は楽天トラベルで予約した高速バスで富山に向かいました。

深夜バスなので、寝ていれば着きますしなにより安いのがオススメポイントです。

もちろん、お金に余裕がある方は北陸新幹線もオススメです。

さらに現地でニコニコレンタカーを借りました。

ニコニコレンタカーは駅から離れている場所で営業していることが多いのですが、私が行った時は富山駅まで送迎してくれましたので非常に移動が楽でした。

なあ、レンタカー、新幹線、高速バスについては以下にまとめてありますので、ご覧になってみてください。

宿

今回はじゃらんで宿を予約しました。

じゃらんPontaポイントが貯まるのでオススメです。

その他宿の選び方については以下の記事にまとめていますのでご覧になってみてください。

スケジュール

私はいつもるるぶまっぷるを購入し旅行の計画を立てます。

今回立てたスケジュールは以下のようになっています。

午前

  • 都内から高速バスで移動
  • ますずし巡り
  • 富山城
  • D&DEPARTMENT TOYAMA
  • 新奏きっときと市場

午後

  • 昼せり
  • 高岡市散策
  • 雨晴海岸
  • なだうら温泉 磯波風にチェックイン
  • ひみ番屋街で夕食

それでは、それぞれよかったことやオススメポイントなどを紹介して行こうと思います。

1日目

都内から高速バスで移動

画像出典:トップページ/WILLER TRAVEL

今回はウィラートラベルを使用しました。

ウィラートラベルはわりと座席が広くて快適であり、3列シートならゆったりできるのもオススメポイントです。

23:00大崎駅を出て、6:50富山駅に到着しました。

私はバスで寝れるタイプなので、目的地までほぼ起きることなく過ごせましたが、移動手段については先述した通り新幹線でも問題ないと思います。

なにより朝早く着くので人が少なく、観光地でのんびり出来るのもオススメですが、念の為朝早い時間から空いているお店を確認しておくとよいでしょう。

ますずし巡り

富山市には「ぐるっとグルメぐりクーポン」があり、このクーポンを使用することによって1,000円で指定乗車区間の路面電車1日乗り放題になります。

富山市内は路面電車が発達しており、通勤、通学にも利用されています。

私は普段、なかなか路面電車に乗る機会がない為、路面電車に乗りつつ市内観光ができるのは新鮮な気持ちで楽しめました。

さらにこの「ぐるっとグルメぐりクーポン」には、クーポンが4枚ついており、このクーポンを該当店舗にて渡すと鱒寿司1/8もしくは甘味に交換できます。

該当店舗については、現地でもらえる「ぐるっとグルメぐりクーポン」の地図に記載があります。

事前に知りたい方は、以下LPをご覧いただけると良いかと思います。

朝7:00〜くらいからやっているお店が多いので、高速バスなどで朝早く着いたとしても困ることはありません。

路面電車を楽しみつつ、朝ごはんがてら、鱒寿司を食べるというのはここでしかできない経験だと思います。

鱒寿司は、鱒の旨味と酢飯のバランスが非常によく、とても美味しいです。各店舗また違った味が楽しめるのでそれも楽しめます。

鱒寿司を味わったら別の観光スポットにそのまま路面電車で移動できるのもメリットです。

是非、「ぐるっとグルメぐりクーポン」は買っておくべきでしょう。

富山城

富山城は佐々成政の居城として知られており、現在では民族資料館になっています。

この民族資料館はプロジェクションマッピングがあったり、前田利長の兜が展示されていたり、見所はたくさんあります。

天守閣に行くと、富山市内立山連峰が一望でき、見晴らしが非常に良いです。

なによりこの富山城、富山城址公園が散歩に最適で、天気が良い日に歩くと気持ちがいいんです。

私たちは買ってきた鱒寿司を食べながらゆっくりとくつろいでしまいました。

鱒寿司からの富山城、という観光ルートはなかなかよかったです。

また、富山城近くに、「AMAZING TOYAMA」というフレームがあります。

このフレーム内に富山城が入るように写真を取ることによって思い出にも残りますので、是非撮ってみてはいかがでしょうか。

D&DEPARTMENT TOYAMA

東京にも店舗がある、ナガオカケンメイ氏が創設した家具や雑貨とカフェを展開するお店です。

富山店では、富山の伝統工芸生活用品書籍などが売られており、カフェが併設されています。

店舗の外観、内観共に非常におしゃれな雰囲気です。

我々はスケジュールが押してしまって見学だけして実際にカフェで食事はしませんでいたが、こちらもくつろぐにはオススメのスポットとなっていますので是非立ち寄ってみて欲しいスポットです。

新奏きっときと市場

レンタカーを借りて、我々は昼せりを見るために「新湊漁港」へ向かいました。

ここにある「新湊きっときと市場」は海の幸が豊富に売られており、この海の幸を買って料理をしてくれるサービスがあります。

このように牡蠣が食べれたり、

海鮮丼も食べられます。

我々は昼せりを見終わってから食べましたが、やはり鮮度が高く非常に美味しかったです。

色々な魚の種類を見ているだけでも楽しいです。

富山は白えびカニホタルイカなどが有名ですので、是非見てみてください。

昼せり

新湊漁港は県内でも有数の漁港であり、四季を通して漁獲量が多いです。

漁場が近いため、朝出航し獲れたものを昼にせりをかける昼せりというものが行われています。

この昼せりは全国的にも珍しく、色々な魚がせりにかけられている様子を見学することができます。

この昼せりは、事前予約が必要で、きっときと市場で受付を済ましてから見学にいく流れになっています。

なお、料金は無料です。

せり会場に案内されると、魚介類が一面に並んだ様子を2階から見学することができ、非常に活気あふれるやりとりを見ることができます。

正直、せりの時に発している言葉などはよくわからないのですが、指で値段を合図しているようで、成立したら次々と魚介類が売られていきます。

なかなか漁港で行われえている本格的なせりというもの自体を見たことがない方も多いかと思いますので、社会勉強がてら見てみるととても面白いと思います。

高岡市散策

高岡市は、加賀藩初代藩主の前田利長によって、高岡城の城下町として栄えた歴史があります。

越中の小京都」と呼ばれ、お寺や神社も点在している非常に情緒ある街並みが楽しめるスポットとなっています。

皆様は、「高岡大仏」が「奈良の大仏」、「鎌倉の大仏」に次ぐ日本三大仏のうちのひとつだとご存知だったでしょうか。

大きさこそ他2つの大仏より小さいものの、中に入ることができ、中は無料で見学できます。

射水神社もオススメです。

結い紐の儀」と呼ばれる小指を赤い糸で結ぶという神事が行われています。

梅の木には中央に穴が開いていてそれがハート型となっており、それをカップルで見つけると一層縁が深まるそうで、縁結びにご利益がある神社となっています。

初詣、結婚式によく使用される神社だそうです。

また、境内にある「いみづ茶寮 」というカフェもオススメです。

お茶とお菓子を食べながら境内をながめるのも非常に楽しいですよ。

神社だけでも広いのですが、この神社は高岡古城公園の中にあります。

この高岡古城公園自体も広くて、「芸術の森」にて展示されている彫刻も楽しむことができます。

このように高岡市は非常に魅力がいっぱいでしたので、非常に満足できるエリアでした。

雨晴海岸

雨晴海岸は、3,000mの山々が連ねる立山連峰と富山湾の海が同時に見れる絶景スポットです。

標高3,000m級の山々と海を同時に見れるスポットはなんと世界でもイタリアチリ、そしてここ雨晴海岸の3箇所しかないそうです。

非常に珍しく、美しい風景ですので、インスタ映え間違いなしのスポットです。

また、義経岩も有名です。

義経岩は弁慶が持ち上げたとされる岩で源義経が雨宿りしたという話があり、この話から「雨晴岩」とも呼ばれるそうです。

立山連峰を眺めながら、義経岩まで散歩してみるのも非常に気持ちが良くてオススメですよ。

なだうら温泉 磯波風にチェックイン

今回は、「なだうら温泉 磯波風」に泊まることにしました。

こちらの宿は、露天風呂から日本海を展望できるところがポイントで、海を眺めながらゆっくりと温泉を楽しめるのがたまりません。

食事はなんと氷見の新鮮なお魚がいただけます。

夕食は日本海のブリなどが出たりします。「氷見の寒ブリ」と言えば全国的に有名で、これがまた絶品ですので是非一度は食べてみたいものです。

残念ながら我々は朝食のみのプランでしたが、朝食も氷見のお魚が出て、大変美味しく、大満足できるものでした。

お部屋も清潔感あるお部屋でしたので、是非オススメしたい民宿です。

» なだうら温泉 磯波風

ひみ番屋街で夕食

ひみ番屋街は、展望施設や温泉があり、お食事からおみやげまで33専門店・飲食店が一堂に集結しているスポットです。

私たちは、夕ご飯を食べに来ましたので、せっかくだから「廻鮮氷見前寿し」というお寿司屋さんにて、お寿司をいただきました。

回転寿司ではあるのですが、このお店、さすが市場、さすが氷見とだけあって、とてつもなく美味しい。

富山湾三種盛りで、その日獲れた新鮮な魚を食べ、思わず舌鼓を打ちます。

白えびの軍艦も、美味しすぎて何個も頼んでしまいました。

特に私が感動したのは、「ホタルイカの沖漬け」ですね。

ホタルイカは普段、都内の居酒屋ではほとんど頼んだことはありませんでした。

しかし今回、ホテルイカが有名だということでものは試しと頼んでみたのですが、これが非常に濃厚で美味しい。

日本酒と一緒にホタルイカを食べると合いすぎて困ります。

もしここに住んだら酒飲みになってしまうのではないかというくらい、最高の組み合わせに感動しました。

ホタルイカがこんなに美味しかったなんて・・・感動のあまり、東京に戻って居酒屋に行く機会があったらホタルイカと日本酒を頼むようになってしまいました。

そのぐらい衝撃的な美味しさです。是非、氷見の新鮮な魚を皆様も楽しんでみてください。

食事を楽しんだ後、宿に帰宅し、1日が終了しました。

まとめ

いかがでしょうか。

1日目だけでもこのぐらい観光スポットがあり、魅力が詰まっている富山県。

2日目の記事は以下になりますので、是非ご覧ください。