ご存知の方もいらっしゃると思いますが、Googleマップアプリ電車などの移動ルートが検索できます。

国内であれば電車バスは「駅すぱあと」や「バスナビ」というアプリを使用している方が多いと思いますが、海外で当然ながらこれらは使用できません。

海外専用電車アプリなども存在するものの、初めて行く海外の土地で位置関係路線図駅名がリンクしない方が多いと思います。

そんな時、Googleマップアプリは非常に便利で、私は海外に行った時はGoogle マップルート検索をしまくっており、これがなければ旅行ができないくらい依存しまくっています。

今回はGoogleマップアプリ公共機関を検索する方法を紹介しようと思います。

海外旅行時にGoogleマップアプリを使用するために

海外旅行では、スマホの設定が日本と同じ設定のままでGoogleマップアプリを使用すると高額請求となる恐れがあります。

よって必ず海外WiFiをレンタルするか、フリーSIMの場合は海外で使用できるのSIMカードを用意する必要があります。

それらについては以下の記事にまとめておりますので、ご覧いただけますと幸いです。

それでは、次の項から早速使い方について説明をさせていただければと思います。

Googleマップアプリで公共機関を検索する方法

例えば、イギリスに旅行に行ったとして、大英博物館からビック・ベンに移動する場合の検索方法を見ていきましょう。

STEP.1 Googleマップを開き、大英博物館と入力する

検索窓に「大英博物館」と入力すると、このような画面になりますので、下の「経路」という青いボタンをタップしましょう。

STEP.2 経路を入力する

経路」をタップするとロードが始まり・・・

経路が見つかりません」とでました。

しかしこれは「現在地」が日本のため見つからなかっただけで、現地にて「現在地」から「目的地」までの場所を調べる場合、しっかりとルートが出てきます。

おそらくこれが一番使用頻度が高いかと思いますので、ぜひ覚えておきましょう。

今回は出発地目的地を明確に入力したいので、「大英博物館」と入力したフォームの右にある上下アイコンをタップし「大英博物館」を出発地にして目的地に「ビック・ベン」と入力します。

すると、車で移動する道順が表示されました!

STEP.3 電車の移動時間を確認する

先ほどの画面ではでの移動時間ルートが表示されましたが、電車で移動した場合の時間を見てみましょう。

見る方法は簡単で、検索フォームの下にある電車アイコンをタップするだけで表示されます。

色々なルートが表示されました。

試しに一番上の「18分」のルートをタップしてみましょう。

タップするとこのような画面になり、駅までの徒歩時間、電車での移動時間まで出てきてとても便利です。

さらにマップをタップすると、地図拡大されますので道がよりわかりやすくなります。

ここまで調べたらあとは移動するだけです。

非常に簡単ですね。

STEP.4 条件を絞り込む

こちらは先ほどのキャプチャですが、下の方を見てみると「バスのみの他のルート」という文言が見えますね。

通常、検索した後のデフォルト画面では電車バスなど移動方法が並びますが、バスのみに絞って検索することが可能です。

例えばイギリスの場合は2階建バスが有名で、是非上からイギリスの街並みを見ながら移動してみたいもの。

その他バスのほうが便利なシーンなどもありますので、そういったとき、この機能は便利です。

使い方としては、まず右上の「オプション」をタップしましょう。

経路オプション画面が表示されました。

このキャプチャの様に、バスのスイッチを有効にし、左上のアイコンをタップして前の画面に戻りましょう。

このようにバスのみのルートが検索できました。

更に嬉しいのは、見つけづらいバス停までの徒歩でのルートまで表示してくれることです。

ただ、確実にこのバス停、という位置ではないときがあるので、目的地バス停に行くかどうか必ずバス停の進行方向をしっかりと確認してから乗るようにしましょう。

その他よく使う便利機能

これまで、電車バスのルートの見方について説明してきましたが、上部アイコンをタップすることでその他移動手段も見ることができます。

試しに徒歩を表すアイコンをタップしてみましょう。

徒歩のルートが表示されました。

近場に移動するときや、電車バスの時間が合わなくて徒歩の方が早いケースがあるので、この徒歩のルートも重宝します。

また、私が特に便利だなと思う機能は、タクシーの表示に関する機能です。

タクシーアイコンをタップしてみましょう。

このように、「Uber」などの配車タクシー料金が表示され、待ち時間まで表示されます。

移動時間は車での移動時間を参考にすれば良いので、待ち時間+車の移動時間目的地までの所用時間がわかります。

そしてなにより料金が明示されていることによってぼったくりタクシー対策ができるということです。

海外では残念ながらぼったくりタクシーが多い国もあるので、これでタクシー料金の相場感を確認することが大切です。

実際にはタクシーは配車アプリを使用するより高くなる場合がありますが、これを基準にして交渉材料にもなり得ますし、もしぼったくりされた場合もその事実に気づくことができ、次から気をつけることができるのでとても便利です。

是非、使いこなして行きましょう。

何気に自転車が一番早かったりする

前の項のキャプチャを見てみると、タクシーアイコンの右隣に、自転車アイコンがあることがわかります。

その他移動手段所要時間と比較して見てみると、実は自転車が一番速いケースが多かったりします!

もし、レンタサイクルがあればそれを借りて観光地を回る、というのもひとつの観光手段として全然ありです。

なにより、渋滞も切り抜けられる上に、電車内などで遭遇する物乞いスリに合わなくて済むというメリットもあるからです。

ただし、自転車移動は体力的に疲れてしまう、駐輪所が見つけづらい、荷物が持てないなどの問題もあるので、レンタサイクルに乗る場合はそのあたりを調べてから乗るようにしましょう。

まとめ

今回はGoogleマップアプリルート検索について説明いたしました。

イギリスを例に出しましたが、日本でも十分に使用できとても便利な機能です。

海外旅行に行く前に、日本で練習して使える様にしておくと旅がぐっと快適になりますよ。

もしツアーなどで旅行の計画を立てるのではなく、ご自身で計画を立てた場合、現地の移動がスムーズになるので必ず役に立つと思います。

少しでも皆様がよい旅を過ごせる様、参考になれましたら幸いです。